携帯電話・スマートフォンに始まり、最近ではLINEやFacebookMessengerなどのチャットツールでメッセージのやり取りをするのが当たり前になり電話をする頻度も少なくなり始めています。メッセージを送ることがどんどん手軽になるにつれて、FAXやメールの頻度が下がっていくのと同じように電報の使用頻度も減少し続けています。
1960年代に電報がもっとも普及して年間4,000万通以上の電報がやり取りされるようになり、そこから減少し続けて2012年に年間の利用数が1,000万通を下回りました。電報利用の大半が慶弔用途となっていますが、その中でも結婚式のお祝い電報(祝電)がもっとも多いです。
ここでは、結婚式の祝電がどれぐらい使用されているのかを紹介すると共に祝電の一般的な用途を紹介します。
結婚式の電報(祝電)の利用数
結婚式の式場情報や結婚準備に関する情報などを紹介している「みんなのウェディング」の調査によると挙式と披露宴を両方とも実施した人の90%以上が祝電を受け取っているというデータがあります。1年間に結婚式を挙げるカップルはナシ婚などの影響で減少傾向にありますが、60万件以上といわれています。ゆえに結婚式のお祝いだけでも1件の結婚式で祝電が2件あっても100万件以上の電報が利用されています。
祝電の一般的な用途
祝電は結婚式以外でも結婚記念日や出産祝い、誕生日、子どもの日、母の日・父の日、クリスマス、バレンタイン、ホワイトデーなどのお祝い事で使用されるケースが多いです。結婚式がもっとも多い使われ方ですが、仲の良い友人などに人と違った出産祝いを送るために電報を活用して記憶に残るプレゼントを送ってみるのもおすすめですよ! 下記の記事で結婚式用途で利用できるおすすめの電報サービスをまとめて紹介しています。あわせて参考にしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。結婚式の電報がどれくらい使用されているのかを紹介しました。祝電の一般的な用途は結婚式ですが、出産祝いなどでも使われるケースが多くなってきています。コミュニケーションの手段としては伝統的で古いと感じる人もいるかも知れませんが、利用者は20代後半〜60代となっており幅広い世代で利用されています。電報を利用する時の参考になれば幸いです!